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11月9日(金)に自殺対策関係者研修会が開催されました。

2012/11/13

「自殺対策関係者研修会」が開催されました。

11月9日(金)、塩谷病院1F大会議室で、栃木県矢板市健康福祉センター主催、塩谷病院協賛の「自殺対策関係者研修会」が開催されました。
塩谷病院の職員はもちろん、警察・消防関係者や、地元市町村の職員の方、障害者相談支援センターの職員の方等、関係者85名が参加しました。

まずはじめに、矢板健康福祉センターの金澤様より「管内における自殺対策の現状」の報告があり、その次に、塩谷広域行政組合消防本部の伴様より「管内の自損行為者の救急搬送状況」のお話がありました。
リーマンショック後には経済的な問題で自殺する方が増加しており、手段としては薬物服薬によるものが増加してきているということでした。

その後に、栃木県自殺対策連携協議会会長の衛藤進吉様(上都賀総合病院副院長、精神科医)からの「自殺未遂者の再企図を防ぐために」という講演がありました。

日本の自殺死亡率は、先進7カ国の中で最も高く、平成10年より年間3万人を超え、死亡順位も第6位と多くなっています。自殺者3万人に対し、自殺未遂者はその数倍〜数十倍いるとされており、家族や職場等の周囲を含めると、百数十万人の人が苦しんでいるということです。

自殺未遂者への対応としては、誠実な態度で話しかけ(TELL)、自殺についてはっきりと尋ねる(ASK)、相手の訴えに傾聴する(LISTEN)、安全を確保する(KEEP SAFE)という「TALK」の原則があり、特に「傾聴する」ことが非常に大切だということがわかりました。


栃木県は全国平均と比較して、自殺死亡率が高い県であり、決して他人事ではないこと、個人的な問題ではなく、社会的に周囲も含めて対処していくものであることがわかりました。

講演後も質疑応答が行われ、非常に有意義な研修となりました。


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